- 象徴:闇、魔法
- 首都:黒い塔
- 指導者:アークメイジ・ブラームス
- 特徴:
破壊魔法に代表される、魔法使いの国。
かつては輝かしい文明の花を咲かせたが、魔法諸学派の間で起きた内戦中に黒魔法が大規模に乱用された結果、都市は破壊され土地は荒れ果て、人の住みがたい環境になってしまった。
にもかかわらず、生存者たちは廃墟となった都市に新たな住処を整え、アケロスという国を建てた。
不毛の地のため、十分ではない資源をめぐる競争の中で頻繁に紛争が起きたことから、混乱を防ぐために厳しい法律で住民を統制している。
前時代のアポカリプス戦争では、降霊術、呪いなどの攻撃魔法を含む「黒魔法」が主に使われたが、使い手の体を蝕んだり、使い手に戻ってきて使用者も相手も破滅させる強力な力ゆえ現在ではほとんど用いられず、危険性を最小限に抑えた安定した魔法だけが残っている。
アケロスの全域から集まった魔法使いが設立した機構であり巨大な魔法都市の「黒い塔」は、アケロスに乱立する学派間の紛争を仲裁し、必要な場合は強制的に介入して、戦いを止めることもある。
独自の勢力や領地を持つ魔法諸学派が他の学派と競争する過程で、再び内戦が起きるのではないかと常に警戒されている。